stone 5 届いたその日に、受け入れ試験w をしました。ヒータ部はステンレス製で下部にあり、上部には制御回路が入っており、つや消しの黒い色をしたケースに納められてます。手に持つと意外なほどズッシリした重量感があります。直径25cm、深さ15cmの鍋に水を2/3ぐらい入れて火に掛け40℃くらいまで沸かしてから火を止めてこの器械をセット。この取り付け具は樹脂製ですがしっかりとしたもので本体を鍋の中に真っ直ぐに立ててくれます。温度は60℃に設定し、時間は適当でスタート。10分位で設定温度に到達。その後設定時間がカウントダウンを始めます。到達直後、0.1℃くらいのオーバーシュートがあってその後60.0℃で一定。製品仕様では「温度安定性:℃±1%」となっていますが、タニタのデジタル温度計との差は0.2℃以内であり正確だと思います。設定値の正確さを云々するには基準になる温度計として正確な「標準温度計」を用意する必要があり、普通の温度計との比較なら±0.5℃以内であれば充分と思います。実際問題±1℃程度の誤差は料理に影響はないと思っています。設定操作のタッチパネルの操作も俊敏に応答してくれるし、問題無いですね。タッチパネルに貼ってある保護シートには数ミリの色違いのテープがついており、これがあれば、保護シートを剥がさずにタッチして「動きが悪い。」などとクレームが付くこともないのかなと思います。音は攪拌用のモータ音に混じって上部の制御部冷却用のファンの音が聞こえます。どちらも気になるほどの音ではありません。構造的には、ヒーターの上部に熱に弱い制御回路があり信頼性が心配な所がありますが、制御部用の冷却ファンがあって、一工夫してるなと思います。銘板には made in china とありますが、 ブランドは日本でありPSEマークもちゃんとあります。初回のクッキングは250gの和牛もも肉のローストビーフにしました。60℃1時間で中の全体が均一に赤身を帯びたおいしいローストビーフに仕上がりました。