●品種の特徴
丹波(たんば)は人気の大玉品種です。クリタマバチ抵抗性も高く、はなはだ豊産性です。
収穫は9月下旬〜10月上旬の中生品種。
実は大実で22〜26gぐらいになります。
果肉は粘質で香りも高く、甘みも強い品種です。品質はきわめて良好です。
栗(くり)は雌雄異花で5月〜6月に開花します。
雄花は穂状で斜めに立ち上がり、全体にクリーム色を帯びた白で、個々の花は小さいものの目を引きます。また、香りが強いのでよく昆虫が集まり、クリやシイは虫媒花となっています。
一般に雌花は3個の子房を含み、受精した子房のみが肥大して果実となります。
学名:Castanea crenata ブナ科 クリ属
別名:たんば
開花時期:5月中〜6月初旬
花色・大きさ・花形:黄白・・垂れさがった房状の花
香りの強さ:強香 青臭い生臭さ
収穫時期:9月下〜10月上旬 (中生)
果実の大きさ:★★★★☆ 大果 22〜26g
果実の用途:生食、茹で栗、焼き栗、栗ごはん
結果年数:3〜4年
自家結実性:1本では成りにくい(別の品種を近くで植えます。)
推奨受粉樹:栗の他の品種
最終樹高:地植え:2m 〜 6m 鉢植え:1m 〜 2m (落葉高木)