サン・ジュリアンの第2級格付で、もう2つのレオヴィル(ポワフェレ、バルトン)と元は一つ。戦後ドロン家の厳しい品質管理努力で第2次世界大戦以後秀逸を保持。限りなく第1級シャトーに近く、かねてより「スーパー・セカンド」と高評価。2008年は秋が涼しく、日照に恵まれたため、生産者はアロマとフェノール類が詰まった良質のブドウ果を収穫することができ、収量はかなりの減少となったが、しっかりとした構造があり、色は濃く、注目に値する複雑性に富んだ芳香と、並外れて表情豊かな果実味、丸みがあり柔らかなタンニンを備えた、食欲をそそる赤ワインが誕生し、ラス・カーズの2008はこのヴィンテージの長寿ワインになるための濃密さも備えた、シャトーにとっても掘り出し物ヴィンテージ。予想飲み頃:2008-2025年
「シャトーの掘り出し物ヴィンテージのWS誌Collectiblesワイン」【赤ワイン】
サン・ジュリアンのCH.レオヴィル・ラス・カーズは、もともとはもう2つのレオヴィル、レオはヴィル・ポワフェレとレオヴィル・バルトンと家族的事情から3つに分割された1つで、現在では、209エーカーにわたって所有するボルドーでも最大級の規模の シャトーで、ラトゥールに隣接する40haを超える主要なブドウ畑は絵のように美しく、囲いがあり、その風景がラベルにデザインされています。 1855年の格付け制定にて第2級に格付けされ、18世紀にサン・ジュリアンだけでなくメドック中に最高の権力を誇、1950年以来、ドロン家によって受け継がれ、現在は父ポールの後を継いだかの有名なミッシェル・ドロンが当主として、彼の意気盛んな息子のジャン・ユベールとともに現場を指揮しています。 現在のレオヴィル・ラス・カーズの成功の影には、ボルドーでも特に品質管理に厳しい、誇り高い完璧主義者としてのミッシェル・ドロンの努力の賜物で、その品質管理のための選別は特に厳しく、ヴィンテージによっては収穫量の50%以上(67%という年もある)という驚愕的な量をセカンドに回しているほどです。 第2次世界大戦以後ずっと秀逸であり続けており、産出するワインは限りなく第1級シャトーに近く、かねてより「スーパー・セカンド」という高い評価を得ています。(・・・詳細&一覧 ![]()
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