ユキクラ 5 比較的大型で重量のあるiPhone13 Pro MAX の保護ケースとして「MagSafe対応力」「放熱性」「剛性」「取り回し(持ち運び)の良さ」を求めてこの製品を含め複数のケースを購入しました。それを踏まえた上でこの製品に関するレビューを読んで頂けたらと思います。まず製品が届いて装着した際の第一印象は、(Amazonの商品画像を見た感じでもっと無骨かと思ってたのですが)想像していたよりも全体的に薄くシャープだと感じました。全体を囲むフレームも他社製品に比べやや薄目、しかし衝撃を受けやすい箇所は厚く、背面側がアルミでグルリと補強されてるので歪まず、薄さの割に剛性は高くiPhoneの固定もしっかりとしています。また画面側(表)は必要以上に迫り出しておらず、画面内外からのスワイプ操作に大きく干渉しないのはとても高評価です。(他社製品だとiPhoneの固定の都合上、画面側が大きく迫り出しているものが多く、外から内にスワイプしてコントロールセンターや通知画面を表示させるのに手間取る事が有りました。)背面も薄くMagSafe充電器との相性が良いのも高評価です。ただしフィンガーリングの様な、iPhoneの自重が100%かかるのが前提のMagSafeアクセサリーを使用する場合は磁気リングもしくは磁気増強用のC型金属リングをケースの内外何方かに貼り付ける必要があります。(頻繁にコードレス充電を行う場合は磁力の無いC型金属リングがお勧め、O型は発熱するので避けることをお勧めします。磁力有りの場合は形状や磁力の強さや設置箇所によっては充電速度の大幅な低下やスマホ本体&充電機器の故障等の様々な問題が懸念されます。信頼のおけるメーカーのものを選んで下さい。)当然ながら背面タップの機能も問題なく使用可能です。(iOS初期設定ではOFFになっています、設定で有効化し各種タップに好きな機能を適応して下さい。)注意点として、背面をグルッと回るアルミフレームの都合上、画面側のサイズ幅(7.5mm)より背面ガラスの幅が狭く「6.75mm」となっています。ProMAXは大型なので問題は無いとは思いますが、画面幅を基準で商品を選んだ場合、大型のMagSafeモバイルバッテリーやQi充電器等はガラスに密着させるのが難しい場合があります。iPhone13 Pro MAX は負荷時の発熱は側面はそこまでなく、裏面中央〜カメラレンズ付近(横)の発熱量が比較的高い為、「裏面の薄さ」は放熱性に大きく関係してきます。(熱が篭り易いと機能が制限され、高負荷時の実スペックが大きく劣化します。また充電中の発熱が篭ると温度セーフティが発動し易くなり充電速度が遅くなる上に、内臓バッテリーの劣化速度を早める原因にもなります。)側面のボタンに関しては「小さく薄い」為、押し込むのに少し力が必要で人によっては扱い難いかと思います。逆にいうと誤動作が少ないので私個人としてはアリですね。付属してるストラップは帯の幅が広く留め具も丸みの有る金属製、こちらに関しては可も不可もなくといった感じです。・2021年10月・耐久性等に関しては、まだ使用して時間が経っていないので暫定評価としてます。今後経過を見つつ評価を更新する予定です。