OLD MAN 5 銀磨き歴だけは無駄に長く47年間、自分のブレスレットや、指輪、銀製筆記具などを磨いてきました。今までは文字通り、「磨く」でしたので、無垢の素材は多少すり減っても、それほどダメージはありませんでしたが、メッキ部分は、当然磨けばメッキが剥がれてしまい、元通りにピカピカにするのは覚悟が要りました。特に筆記具のクリップは、銀無垢ペンといわれていても、100%に近くメッキです。(英国製YOLだけは別ですが)爪磨きから始まり、車のコンパウンド、銀磨き布と色々使っておりましたが、全てが削り落とすタイプでした。そんな中、Amazonで紹介されていたのが、本商品です。謳い文句は、「銀メッキされた楽器がピカピカに」でした。確かに金管楽器の中には、銀メッキされたものが多いですが、流石に演奏のたびに磨いていたのでは、地金が出てきてしまいますよね。このウエットティッシュのようなもので拭いて、その濡れが乾かないうちに柔らかい布で磨くと元通りにピカピカになると説明がありました。すぐにこれだと思いました。物理的に削るのでなく、化学的に酸化した銀を還元するんだと。私の場合磨くものが楽器ほど大きくないのと、性格がセコイため、端から3cmほどに切ってチャック付きのビニール袋に入れて、小出しにして保管しています。こうすると、切った端くれは、いつまでも乾燥せず保存できます。アクセサリー類は、3cmあれば、相当使えます。これならば、メッキされた部分も安心して使えますね。もっと早くこの商品を知っていればと、後悔しきりです。