グラファイトパッキン 標準サイズ、燃料バルブを回しても圧力に耐え、エアーやガソリン漏れを防ぐ役目をします。ほとんどのオールドコールマンは、このパッキンが劣化しており、メンテの際、交換をお勧めします。
出品物は日本製(特注品)で、オリジナル品や現行品(USA純正品)と同じ品質を確保し、また安価にご提供します。
オールド機種や現行機種のほとんどのコールマンに適合する標準サイズです。適合機種は書き切れないので、逆に適合しない機種を下記【適合しない機種】に記載しました。それでもご不明の場合はお問い合わせください。
このパーツはコールマンで言う、118B620,118B6201,242-620,242-6201に相当します。これらは時代とともに変化した品番でありますが、ひとつの部品を指します。
是非貴殿の定番品として、交換パーツ、または、予備にいかがでしょうか?
(説明続き)
*1)交換時期、交換方法は【ばいてん一口メモ 1 】にて解説しています。
*2)大きさ比較(写真5枚目より) 元々オリジナルには繊維質が入っており、圧縮率が高かったのですが、最新素材(日本製)は高密度なので、かつ、機種により元々オリジナルをカットして使用するケースもあったので、当店でオリジナルよりサイズを設計変更しました。 【適合しない機種】 以下の小径サイズや特殊サイズを持つモデルは当商品は適合しません。 【ランタン】316 319 323系のエアオーランタン、327 427 227 E20系のクイックライトランタン、220 228スラントのインスタントライトランタン、275 275Aのカナダモデル、234 235 249のカナダケロシンなど 【ランプ】エアーオーランプ全般、クイックライトランプ全般、117 118 119(除くBモデル)系のインスタントライトランプなど 【ストーブ】500 500Aシングルストーブ、425 425B 425C 425D 425Eのツーバーナーストーブ、20-30年代のオールドツーバーナーストーブなど 小径サイズや特殊サイズをお探しの方は、下の「おすすめ商品」を参照してください。 【ばいてん 一口メモ 1 】 1.交換時期 ・オールドコールマンを入手したとき → ほとんどの場合、グラファイトパッキンは劣化していますので、一時的に使えても危険です。 ・燃料バルブを回して、重く感じたとき → 劣化しているから重いのです。 ・燃料バルブを回した際、ステムがガソリンで湿り始めたとき → きつくしめても、一時的に直るだけで、いずれ再発します。また燃料バルブがさらに重くなります。 2.交換方法(200系を想定した方法 - 作業時間は30分から1時間です) 1)フレーム、カラー、バルブホイールを外します。 2)バルブアセンブリより、モンキーレンチなどでバルブナットを回し、燃料バルブ一式を引き抜きます。 3)バルブステムからバルブナットを外します。 4)すると、バルブナットに中に、黒いようなものが見えますが、これがグラファイトパッキンです。 5)最初は大き目のマイナスドライバーを突っ込んでグリグリ回して破壊し、次に千枚通しのような細い棒で、残りをきれいにほじくり出します。バルブナットは真鍮製なので、傷つけないように慎重に行ってください。 6)バルブナットの中をきれいにします(最後は水洗い)。またネジの溝もきれいにしてください。ネジの溝に劣化した旧パッキンが残っていると「旧パッキンの上から新パッキンが乗る」シールとなり、圧漏れの原因となり短命に終わります。圧は弱い部分から攻めてきます。「金属と新パッキンを密着させる」シールとし、めんどくさがらずに、しっかりメンテをしてください。 7)必須ではありませんが、グラファイトパッキンに当たる部分のステムに、シリコングリースか、耐熱グリースを塗ると燃料バルブがよりスムーズに回るようになり、耐久性も延びます。 8)新しいグラファイトパッキンをはめ、バルブアセンブリに取りつけます。力任せに締めすぎないように注意してください。 9)テストします。ガソリンが漏れる(バルブステムを湿らすようなら)、バルブナットを少し締めてやります。漏れがなくなるまで繰り返します。 注1)作業時間は30分から1時間ですが、初めてやる方はもっとかかるかもです。 ・劣化のグラファイトは固着がひどく、ほじくりには時間がかかります。また手が痛くなり、真っ黒になります。 ・ネジの溝には、古い時代のパッキンだと繊維質ゆえにグラファイトの小片を引き連れて、こびり付いています。 なので、千枚通しの先端をその溝にあて、ナットを回してやると、きれいに取れます(ちょっと快感)。 古いグラファイトパッキンをきれいに除去したバルブナットの例
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