天然の桜皮を素材にした伝統工芸「樺細工」の茶筒のご紹介です。樺細工は今から二百数十年前、武士の手内職として発達し、その業は豊かな風土の中で発展をつづけてきました。天然の山桜の樹皮は、通気性・通湿性そして実用的な堅さをもっていますので、その茶筒に入っている茶葉はいつも最適な状態で保存する事ができます。手にとってみると、桜皮の落ち着いた風合いがあり、天然素材ならではの美しさがあります。また日々手に触れることによってさらに光沢を増し、山桜独特の奥深い色合いに変化していきます。フタを閉めるときのしっくりとしたフィット感に職人の手仕事の精密さを感じることが出来ると思います。モダンで美しいデザインのこの茶筒は、お客様の前でお茶を用意されるときにもいいですし、贈り物やプレゼントにも喜ばれますよ。
「定番を超える定番」を生み出すこと、
それが2022年秋冬のテーマです。
未来に向けて帽子づくりを見つめ直します。