NAMI 5 2020年大晦日の、嵐の実質ラストとなった「なま配信コンサート」のDVD。かなり加工入りの人もいますが、生のままの部分も多い。前半はリーダーの音量が絞られたようにも感じますが、後半は通常コンサート通り、リーダーの歌声が芯をなす嵐らしさ。「台風ジェネレーション」「Step and go」「The music never end」ソロパ、紅白披露「カイト」等で、安定の歌声。「いつか秒針のあう頃」では、メンバー好みに振り付けをし、渾身のフェイクはもちろん、40歳でなお衰え知らずの「無重力ダンス」を披露して要所を締め、圧倒的な存在感を放ちました。ただ、生配信では結構定点だったのが、DVDでは画面切り替え過多でその肝心なダンスを充分堪能できないのが残念。世界レベルのダンススキルを持ちながら、嵐としてのバランス重視で控えめに踊ることを長年貫き、磨き続けた歌唱力と懐の大きさ優しさで、メンバーを支え続けた大野くん。5×20??????で堪え続けた涙とともに『命懸けの決断』であったことを告白。?????の希望のみ尊重して来たリーダーの「最後にして唯一」と言える決意?譲れぬ想いを象徴する、その『言葉の重み』…。当??終了挨拶では?????へ厚く感謝の言葉を述べ自身の???へ「奥深く温かい言葉」を贈ってくれました。「リーダーとしての責任」を全うするため、「話し合いから3年半」もの間、実質最後となる嵐の活動をやり抜き、この上ない『清々しく美しい笑顔』で、舞台を後にした姿が、目に焼き付いて離れません。ファンとしては、大野智「個人」での「第2章の始まり」を、待ちたい想いです。