かつて新撰組のお膳場で特に重宝されていたのが、当店の「本干沢庵」とこの「奈良漬」と言われております。
徳島県産の瓜を使用し、塩漬け1回、本漬を３回行い約２年間熟成させた奈良漬です。風味良く、コクのある味わいは、約二年間の熟成のなせる業。添加物も化学調味料もない時代、この「熟成」と「下漬」の手間暇こそが美味しさの秘密でありました。
一度下漬し、瓜の水分をしっかりと抜くことでパリッとした歯ごたえが生まれます。一年かけて何度も粕の漬け替えを行うことで、瓜に粕の風味と旨味が入り、瓜はべっ甲色に輝きます。奈良漬好きの方にも満足していただけること間違いなし。近清の奈良漬の中では、最も酒粕の風味がよくでた自慢の一品です。
原材料：瓜
漬け原材料：酒粕、味醂かす、砂糖、食塩、還元水飴
内容量：半切瓜
賞味期限：30日以上
保存方法：直射日光、高温多湿を避け常温で保存。開封後要冷蔵
みじん切りにした漬物をアツアツのご飯に乗せてお湯をかけ、味噌と一緒にかっこんで食べるのが新撰組流。新撰組のいた西本願寺のお膳場でもとくに評判のよかった一品です。
保存方法：奈良漬は手で軽く粕を拭い取りお召し上がりください。野菜に残った粕が気になる場合は、水洗いせず、キッチンペーパー等で酒粕をふき取ってお召し上がりください(水洗いより風味を保ち 長持ちします)＊酒粕の風味が気になる場合、粕をふき取り、一日密閉容器でおいていただきますと、アルコールが抜けて食べやすくなります。＊お好みによりますが薄めに切っていただいた方が口当たりよくお召し上がりいただけます。＊奈良漬がたくさん残る場合は 空気にふれないよう酒粕にくるんで、冷蔵庫の野菜室などに入れていただくと長期の保存が可能になります。
