ponpoko p 5 片方の手にミットをはめて、そちらに向かってパンチを繰り出すことで、ある程度はひとりでも練習できる。ジャブ、フック、アッパー、オーバーハンド、持ち手をかえればクロスも受け止められるし、素手でやるなら掌底も鉄槌もできる。肘打ちでも縦、横、斜め、膝蹴りも同じように問題なく打ち込める。手の大きさにもよるだろうが、手首のマジックテープは締めなくても平気だった。フラットタイプではなくカーブ型のミットで、ローキックなどの打ち込みは柱に括りでもしないとさすがに無理。また、両手を使ったコンビネーション練習はできないこと、角度や距離の調整に工夫が必要であること、そもそもひとりでやるならミットは一つでいいなど問題はあるものの、サンドバッグを置くほどのスペースも要らないし、わりと安く手に入るので、道場やジムに通うほどではない、なんとなく格闘技をやってる人におすすめ。力の限り拳をぶちこんだインパクトの感触、それに伴うじんわりした痛み、普段感じることのないうす暗い快感を味わいたいなら素手でやるといいが、慣れてないなら掌底と鉄槌でも十分ストレス解消になると思う。