蔵のシンボルである石蔵は、西南戦争のとき西郷軍の陣屋になったといわれており文化庁の登録有形文化財に指定されました。
鹿児島市から霧島市の方向へ国道10号線を進んで行くと、途中で(姶良町脇元)国道沿いにある石蔵を見ることができます。
蔵では仕込み前のサツマイモをきれいに洗い、皮をむいた上に、焼酎の苦みの原因となるヘタや痛んだ箇所を徹底して取り除きます。
人手を掛け、丁寧に処理されたぴかぴかの芋のことを蔵では「磨き芋」といいます。
「磨き芋」にすることで、雑味の少ないスッキリとした焼酎に仕上がるといわれています。
「磨き芋」にした原料の「黄金千貫」芋を白麹で仕込み、さらに木樽蒸留原酒をブレンドすることで、スッキリしながらも芋の風味を感じる仕上がりとなりました。
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