マスキングテープ mt CASA FLEECE インテリア用 装飾 テープ 5種類 　ウィリアム・モリス Morris Co.　230mm x 5m巻　カモ井加工紙

pyon 4
自宅と仕事先の２箇所でMac miniを利用しています。Mac bookだと画面が小さすぎて、かと言ってiMacを２台買うのはコスパが悪すぎ、そこで、モニターとキーボードを各所に据え置き、Mac miniを持ち歩く、というスタイルになりました。そんな中でMac miniを安全に持ち歩くためのケースが無いので購入したのが本製品です。作りと機能性はしっかりしていて、電源ケーブルやHDMIケーブル、マウス、小ぶりな外付けSSD程度なら収納可能。他に、ケース底側の本体収納のスペースとフタ側の電源コードなどの収納ポケットとの間の仕切り版に、SDカード収納用のような小さなポケットが６箇所ついているのが、意外と便利です。6個全部は使うことないですが。あとは、中国製品によくある石油臭だけは、それなりにします。私はアルコール消毒のスプレーで中をびしょびしょにして拭き取ることで、少し匂いを抑えました。ただ、それでも臭いに過敏な人は気になると思うので気をつけてください。

質屋の末裔 5
オリジナルに似せて作ってもオリジナルとは違うものを人はコピー品とかイミテーションと呼ぶ。ところが、オリジナルと同等かそれ以上になった途端に今度は、「本物以上にホンモノだ」とか訳のわからないことを言い出す。人間とは勝手な生き物だ。今回のお品の場合がそれに当てはまるのではないか。WE（ウエスタン・エレクトロニックス）の300Bといえば、今さら説明不要の真空管の王様のような存在で本家本元オーディオマニアの垂涎の的である。いや、かつてそうだったと言うべきか。その音は世界中の真空管オーディオファンを虜にし続けてきた。そして、これまで多くの真空管メーカーがこのWE製の300Bを真似しようと幾多の品々が作られてきた。ところが、オリジナル300Bは当時の科学技術の粋を集めて作られたものだけあって、その技術水準に比肩しうる満足のいく製品はなかなか簡単には生まれてこなかった。他の追随を許さない圧倒的なクオリティがオリジナルWB300Bにはあったのである。ひとつ分かりやすい例でフィラメントの構造を引き合いに出してみよう。オリジナルのWE300Bではフィラメントを釣竿のような棒状のバネで吊っている。通電しない静的な状態ではフィラメントはプレートに対して理想のポジションにはないが、電源を投入し明かりを灯せば、熱による金属の膨張でフィラメントがまっすぐに伸びて、動作時にはプレートに対し理想ポジションへ自動的に位置が変化するという、とんでもない高い技術を要する構造をしている。これひとつとっても、他社では真似ができずにいた。釣竿の代わりにコイル・スプリングで代用したものばかりで、もう構造からしてオリジナルとは違う別物だったのである。それがどうだ。このPSVANE製のWE300Bでは上述のフィラメントの釣竿の部分ももちろん含め、外見的にはロゴを消してしまえば全くオリジナルと見分けがつかないほど精巧に作られている。自ら寸分違わぬレプリカとして作ったと述べている通り、構造はもちろん内部の材料の種類や質などに至るまで、およそ考えうる限りオリジナルに忠実に妥協を一切許さず作り上げたものなのだろう。そうでなければ釣竿の再現は覚束なかったに違いない。いやはやとうとうオリジナルと並び、それを超えていく製品が登場してきたと認めざる得ない。敢えてその音質について言葉で表現することは差し控えておこう。音の感じ方は人それぞれであり、言葉による音の表現は本質の周囲をなぞるだけで適切でない。ひとつだけ言っておきたいのは、もはやこの音を知れば過去の遺産に大枚を叩いて散財することもないだろう、ということである。『PSVANEのWE300B』が新しい歴史の地平にその足跡を記した。今後はこのメーカーから生み出される製品群が世界のオーディオ・ファイルたちによって熱く語り継がれることになるだろう。私にとって明らかで確信できることといえば、このことである。（写真は2018年に登場したプスバンの新型Acmeシリーズ『A300B』です。『WE300B』の上をいくサウンドが体験できます）2020年2月追記：販売の『オーディオ逸品館』に「ペアで販売しないのか」質問したところ、シングルとして２本ご注文いただければ、特製の近いペアリングを行なったうえで提供するとの回答でした。ご参考まで。

yosaku 2
写真の物と実際届いた商品は、形状は一緒でも、色違いちょっと残念