comcom 4 Xiaomi Mi Band 5、待望の日本正式販売ということで満を持して購入。前機種のMi Band 4をほぼ1年間使い倒しましたので、主にそちらとの比較レビューになります。文章が長くなりますので先に結論から申し上げますと、個人的には買い替えて非常に満足しています。が、用途によっては前機種の方が優れている点もあり、人により評価が分かれる所だと感じました。※添付の画像は公式アプリをスクショして注釈を付け加えたものになります。【前機種と比べ良かった点】①充電方式これが4と5の一番大きな変化と言えるのではないでしょうか。前機種は充電の度にベルトから本体を外す必要があり、毎回手間が掛かっていましたが、今回はマグネット式なため充電の手間がほぼ皆無になりました。ちなみに充電速度は以前と変わらず、満充電までは約1時間程です。電池持ちについては後述します。②健康や運動のサポート4には無かったストレスレベル測定や、日々の運動量を計測・数値化し評価してくれる「PAI」という機能が追加され、より一層健康管理が捗るようになりました。また、睡眠計測も進化しており、夜だけでなく昼間の睡眠も計測できるようになっています。夜勤などで生活リズムが不規則になりがちな方でも、日々の睡眠時間や睡眠の質などの情報を正確に管理できるようになりました。4では昼間の睡眠が計測出来なかったので、この点も大きな進化と言えるでしょう。私はあまり活用できていませんが、ワークアウトの種目も少し増えたようです。ジムなどでの運動管理も以前より正確に行えるのではないでしょうか。③細かい機能の追加や操作の改善よく使う項目をショートカットとして登録することが可能になりました。bandの画面を左右にスワイプすることで、タイマー・アラーム・端末を探す…等々、好きなショートカットをすぐに使うことができます。4でもタイマーは凄く便利な機能でしたが、タップミスをしやすく端末から大音量が鳴ってしまったり、ヒヤッとする場面も度々ありました笑そういったストレスからも開放され、更に使い勝手の良いデバイスに進化していると感じました。また、アラームが最大10個まで登録できるようになっています。以前と変わらずband本体のみで時間を設定することはできませんが、10個も登録できれば困ることも無いでしょう。その他、私の体感にはなりますが、スマホから離れたことによるbluetoothの切断から再接続までがスムーズになったように感じます。以前は度々スマホの設定からbluetoothをオンオフする必要がありましたが、今のところそのようなトラブルはありません。腕を振り上げて表示する機能も精度が上がったように感じますので、そのあたりの細かい部分も順当に進化しているようです。④文字盤上の表示項目を設定デフォルトの文字盤で、心拍・歩数・天気などの情報を自分の好きなものに変更できるようになりました。iPhoneでは外部の文字盤をインストールするのがやや面倒ですが、これにより社外製のアプリやサイトを介さずとも、ある程度好みのカスタマイズにする事が可能になっています。4は外部の文字盤を使っても天気表示はできなかったので、この点も地味に有り難いですね。⑤ディスプレイの大型化と本体サイズ本体サイズはほぼ変わらず、ディスプレイサイズが若干大きくなりました。ほんの少しですが一度に表示できる情報量が増え、以前より使いやすくなったと思います。みなみに、4のシリコンバンドをそのまま使うことも可能です。見た目がほとんど変わらなくなるので、5のバンドデザインが好みでない方でも安心して乗り換えができると思います。社外製品でも手持のシリコンタイプのものは互換性がありそのまま流用できましたが、金属タイプのものは互換性がないようですのでご注意下さい。【残念な点】①充電の持ち明らかに悪くなっています。体感ですが4と比べ倍は減る印象。心拍や睡眠計測等の機能を絞れば少しは良くなると思いますが、機能をフルに活用するなら持ってせいぜい1週間といったところでしょう。4の電池持ちがあまりにも良かった為、この点は少し残念な印象を受けました。上記①にも挙げたように、充電がマグネット式になったことにより充電の手間もかなり減ったので、そこまで面倒には感じませんが…また、機能を絞って電池持ちを良くするぐらいなら、はじめから4を買ったほうが良いかとは思います。Amazonのセールで2000円台で販売されていたようですし、歩数やスマホの通知等、最低限の機能で良いという方は、敢えて電池持ちの良い4を選ぶというのもアリではないでしょうか。4は睡眠や心拍の機能を絞れば1ヶ月ほど持ちますし。これについては本品が悪いというより、前機種が良すぎたのかも知れません…笑②文字の見辛させっかくディスプレイが大型化したにもかかわらず、LINE等アプリ通知の表示は以前のままで少し小さいです。フォントも以前の明朝体っぽい字体から変化がなく、やや見辛さを感じる事もしばしば。ここは進化していて欲しかったです。③band本体のパスコードロック4では付いていた機能ですが削除されているようです。プライバシーについては正直どうでも良いのですが、シャワー中の誤作動を防止するために使っていたので地味に困っています。あまり需要のない機能なんでしょうかね…。【総評】長々と綴りましたが、冒頭にも書いた通り個人的には買い替えて非常に満足のいく製品でした。装着感は以前と全く変わらず、より高機能で使い易いデバイスへと進化しており、まさにコスパの塊、流石Xiaomiといった感じです。まとめとしては、沢山の新しい機能や進化に魅力を感じるのならMi Band 5を、最低限の機能で良く、より安価で安定した電池持ちを求めるのならMi Band 4を。というように、ご自身の用途に応じてどちらを購入するか選ぶと良いと思います。また、大変有り難いことに、前機種 【日本正規代理店品】Xiaomi Mi Smart Band 4 での私のレビューがトップレビューになっておりますので、駄文ではございますがそちらもご参考頂ければ幸いです。基本的に本製品は4の上位互換となっていますので、4で搭載されていた機能はすべて同等かそれ以上の性能を発揮できると思って頂いて差し支えありません。長くなりましたが以上になります。最後まで読んで下さり、ありがとうございましたm(_ _)m